機内持ち込み注意!飛行機に持ち込めない手荷物リスト9選

交通機関ハック

※この記事の情報は公開日時点のものです。機内持ち込みに関する規則は随時変更される可能性があり、航空会社ごとに独自の制限が設けられている場合もあります。また、国際線では外国当局の規則により制限されることもあるため、旅行前に利用する航空会社や国土交通省のウェブサイトで最新情報を確認してください。

モバイルバッテリーは持ち込み可能、預け入れ不可

リチウムイオン電池を内蔵したモバイルバッテリーは預け入れが禁止されています。必ず機内持ち込み手荷物に入れてください。持ち込み可能なモバイルバッテリーは、ワット時定格量が160Wh以下のものに限られます。さらに、ワット時定格量が100〜160Whの場合、持ち込めるのは2個までです。

また、リチウムイオン電池が使用されている製品には、スマートフォン、ノートパソコン、タブレット端末、携帯電子ゲーム機、モバイルWi-Fiルーター、デジタルカメラ、スマートウォッチ、電子タバコなどがあります。これらの製品は、ワット時定格量が160Wh以下でバッテリーが本体に内蔵されている場合、持ち込みも預け入れも可能です。ただし、予備のリチウムイオン電池(カメラのバッテリーなど)は持ち込みのみ可能で、預け入れは不可です。

一定量以上の液体は持ち込み不可

1容器あたり100ミリリットルを超える液体は機内持ち込みが禁止されています。どうしても持ち込む必要がある場合は、100ミリリットル以下の容器に分け、それらを1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋に入れてください。

スプレー缶は持ち込み・預け入れ不可のものがある

スプレー缶の持ち込みや預け入れには注意が必要です。以下のスプレー缶は持ち込みも預け入れも禁止されています。

持ち込み・預け入れともに不可
引火性ガスや毒性ガスを含むもの(例:塗料スプレー、模型用スプレー、パンク修理スプレー、催涙スプレー、エアダスターなど)
持ち込み不可・預け入れ可
スポーツ用品や日用品のエアゾールスプレー(例:防水スプレー、静電気防止スプレー、滑り止めスプレー、スプレーのり(衣服用)など)
持ち込み可能(条件付き)
化粧品類(ヘアスプレー、制汗スプレー含む)や医薬品類(虫除けスプレー含む)は、100ミリリットル以下の容器に入れ、1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋に入れて持ち込むことができます。

ヘアアイロン・ヘアドライヤーは電源により条件あり

コンセント式(モバイルバッテリー等から給電するものを含む)

  • 持ち込み・預け入れともに可能です。

ガス式(炭化水素ガスが充填されたもの)

  • アイロン部に安全カバーを取り付けられる場合、持ち込み・預け入れともに可能です。ただし、1リットル以下のジッパー付き無色透明袋に入れる必要があります。予備のガスカートリッジは持ち込み・預け入れともに不可です。

電池式

  • 本体から電池を取り外せる場合、取り外して持ち込み・預け入れともに可能です。リチウムイオン電池の場合、取り外した電池はケースに入れるか端子に絶縁テープを貼るなどして短絡防止措置を取れば、機内持ち込みのみ可能です。
  • 電池の定格量が160Whを超えるものは機内持ち込みも不可です。電池を取り外せない場合は持ち込み・預け入れともに不可です。

一定量以上の化粧品類は持ち込み不可

化粧品類は小分けにすれば無制限に持ち込めるわけではありません。液体の容器は、約20センチ x 20センチのサイズに収まるもので、1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋に入れる必要があります。

ライターは1個ならOK

ライターやマッチなどの着火具は、基本的に機内持ち込みも預け入れも禁止されています。しかし、喫煙用の小型携帯ライターは例外として機内持ち込みが許可されています。ただし、持ち込めるのは1個までです。また、機内では常に身につけておく必要があり、手荷物検査後にカバンに入れることはできません。

 一定量以上の薬は航空会社、空港に確かめる

液体の薬を持ち運ぶ際も、他の液体と同様に100ミリリットルが上限です。それ以上の量を持ち込みたい場合は、事前に航空会社や空港に連絡してください。必要な薬と認められれば、持ち込みが許可されることがあります。錠剤は一つの袋にまとめ、セキュリティチェック時に見やすいようにしておきましょう。

また、手続きをスムーズにするために、薬の内容や自身の病気・症状を説明できる英語の文書を持参し、薬は元の容器に入れたまま持ち運ぶと良いでしょう。

スポーツ用品は持ち込み不可のものがある

スポーツ用品の持ち込みには注意が必要です。多くの場合、野球バット、ゴルフクラブ、アイススケート靴、スキー板やストックなどは凶器となる可能性があるため、機内持ち込みが禁止されています。ただし、テニスラケットは持ち込みも預け入れも可能です。また、長さが60センチ以下のもの(例:ショートスキー)や、プラスチック製でおもちゃと見なされるものなど、一部例外もあります。心配な場合は、事前に確認することをおすすめします。

釣竿の持ち込みは条件あり、預け入れは可能

釣りを楽しむ予定がある場合、折りたたんだ状態で長さが60センチ以下の釣り道具は持ち込みが許可されることがあります。

まとめ

スプレー缶は引火性や毒性ガスを含むものは持ち込みも預け入れも禁止されています。液体や化粧品は100ミリリットル以下の容器に入れ、1リットル以下の透明なジッパー付き袋にまとめる必要があります。ライターは1個まで持ち込み可能ですが、預け入れは不可です。モバイルバッテリーは持ち込みのみ可能で、160Wh以下のものに限られます。

旅行前に最新の規則を確認して、安心して旅を楽しんでください。

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