最近、飛行機内でインターネットに接続できる機内Wi-Fiサービスが普及してきましたが、まだすべての便で利用できるわけではありません。また、スマートフォンやPCを充電するためのコンセントやUSB電源の設置状況も航空会社によって異なります。
今回は、ピーチやジェットスターなどのLCC(格安航空会社)の国内線の状況をまとめてみました。
韓国に行く予定もあるので、ついでに韓国系のLCCの状況についてもまとめましたので、ぜひチェックしてください!
各LCC (格安航空会社)
ピーチ・アビエーション(APJ)

通称ピーチは、日本の格安航空会社(LCC)で、2011年に設立されました。関西国際空港を拠点に、国内線および国際線を運航しています。ANAホールディングスの子会社であり、2019年にはバニラ・エアと統合し、日本最大規模のLCCとなりました。ピーチは、手頃な価格で気軽に空の旅を楽しめることを目指し、ユニークなサービスやキャンペーンを展開しています。
ピーチのWi-Fi、コンセント、USB電源
Wi-Fi
今日はピーチ航空の機内サービスについてお話しします。残念ながら、現時点ではピーチ航空の機内にはWi-Fi、コンセント、USB電源のサービスはありません。でも、ちょっと待ってください!がっかりするのはまだ早いですよ。
実は、2021年3月9日からピーチ航空ではWi-Fiを利用したデジタルサービスがスタートしました。インターネットには接続できないものの、機内で楽しめる動画コンテンツやフライトマップの視聴が可能です。さらに、機内食の注文や機内販売サービスも利用できるんです。
コンセント、USB電源
最近、ピーチの一部の機体にUSB電源が設置されていることをご存知ですか?特に、最新のA321LR機材にはUSB電源(タイプA)が搭載されているんです!この機材は2021年から導入されており、今後も高効率で環境性能の高い機材にどんどん切り替わっていく予定です。
ただし、すべての機体に電源があるわけではないので、利用する際には事前に確認することをおすすめします。これで、空の旅もさらに快適になりますね!
ジェットスター・ジャパン (JJP)

ジェットスターは、日本国内およびアジア太平洋地域に就航する格安航空会社(LCC)です。手頃な価格で快適な空の旅を提供し、エコノミークラスとビジネスクラスの両方を選べます。特に、セール情報や会員特典を活用するとさらにお得に旅行が楽しめます。オンラインチェックインや必要なサービスだけを選べるオプションも便利です。旅行好きにはぴったりの航空会社です。
ジェットスターのWi-Fi、コンセント、USB電源
Wi-Fi
残念ながら、ジェットスターのフライトではWi-Fiサービスが提供されていません。国内線も国際線も同じで、空の上でインターネットに接続することはできないんです。そのため、飛行中にスマートフォンやタブレットでネットサーフィンを楽しむことはできません。
でも、ちょっとした工夫で快適に過ごせる方法もあります。例えば、機内モードに設定すれば、スマートフォンやタブレットの基本操作は引き続き可能です。音楽を聴いたり、ダウンロードしておいた映画を観たりすることができますよ。
さらに、ジェットスターの会員向けには嬉しい特典も。ポケットWi-Fiの割引レンタルサービスが提供されているので、地上に降りた後もスムーズにインターネットを利用できます。
コンセント、USB電源
国内線のフライトでは、ほとんどの機材にコンセントやUSB電源が設置されていないのが現状です。特にエアバスA320型機に乗ると、USB電源もコンセントも利用できないので、事前にデバイスの充電をしっかりしておくことが大切です。
一方、国際線では機材によって設備が異なります。例えば、ボーイング787型機に乗ると、USB電源とコンセントの両方が完備されているので、長時間のフライトでも安心してデバイスを使えます。しかし、エアバスA321 LR型機ではUSB電源は利用できるものの、コンセントは設置されていないので、少し注意が必要です。
春秋航空日本 (SJO)

春秋航空日本(Spring Japan)は、成田空港を拠点とする日本の格安航空会社(LCC)です。2012年に設立され、2014年に運航を開始しました。中国の春秋航空と日本航空(JAL)の共同出資により設立され、現在はJALグループの一員です。国内線および国際線を運航しており、リーズナブルな価格で航空券を提供しています。成田から札幌、広島、佐賀などの国内都市や、上海、天津などの国際都市への路線があります。
春秋航空のWi-Fi、コンセント、USB電源
Wi-Fi
残念ながら、春秋航空日本の機内ではWi-Fiサービスは利用できません。空の旅の間、インターネットから離れてリラックスするのも良いかもしれませんね。
コンセント、USB電源
春秋航空日本の機材には、座席にコンセントやUSB電源が設置されていません。そのため、飛行機に乗る前にデバイスをしっかり充電しておくことをお勧めします。長時間のフライトでも、バッテリー切れの心配をせずに楽しむための準備を忘れずに!
チェジュ航空(Jeju Air)

チェジュ航空は、その名の通り、韓国の美しい済州(チェジュ)島を拠点とするLCC(格安航空会社)です。2009年に日本への定期便を開始して以来、どんどん路線を拡大し、今では韓国国内だけでなく、日本、中国、フィリピン、タイ、ベトナム、グアム、サイパンなど、アジア太平洋地域の44都市に就航しています。すごいですよね!
チェジュ航空の魅力の一つは、その機材がすべてボーイングB737-800に統一されていることです。これにより、整備や運航の効率が高まり、結果として手頃な価格での旅行が実現しています。旅行好きにはたまらないポイントです。
チェジュ航空のWi-Fi、コンセント、USB電源
Wi-Fi、コンセント、USB電源
チェジュ航空のエコノミークラスでは、Wi-Fi、コンセント、USB電源のサービスは提供されていません。短距離のフライトが多いため、スマホやタブレットの充電は出発前に済ませておくか、モバイルバッテリーを持参することをおすすめします。
ジンエアー(Jin Air)

ジンエアーは2008年に設立された、大韓航空の子会社です。韓国国内線はもちろん、東南アジア路線やソウル~ホノルルといった長距離路線も運航しています。特に注目すべきは、韓国のLCCで唯一、大型航空機であるB777-200ERを導入している点です。これにより、快適な空の旅を提供しています。
日本国内でも、成田、関西、中部の各空港からジンエアーの便が利用できます。リーズナブルな料金設定と実用的なサービスが特徴で、旅行者にとって非常に魅力的な選択肢となっています。
ジンエアー(Jin Air)のWi-Fi、コンセント、USB電源
Wi-Fi
残念ながら、ジンエアーの機内ではWi-Fiサービスは提供されていません。
コンセント、USB電源
使用機材によりますが、一部の座席には充電可能なコンセントが設置されています。ただし、全ての便で利用できるわけではないので、事前に確認することをお勧めします。また、USBポートは設置されていません。そのため、モバイルバッテリーを持参することをお勧めします。
ティーウェイ航空 (T’way Air)

ティーウェイ航空は、2010年に韓国初の格安航空会社として誕生しました。ソウルを拠点に、日本をはじめアジア各地へと路線を広げています。リーズナブルな運賃と充実したサービスで、多くの旅行者に愛されています。
特に日本と韓国を行き来する旅行者には大人気!機内食や座席指定などのオプションサービスも充実していて、快適なフライトをサポートしてくれます。
ティーウェイ航空のWi-Fi、コンセント、USB電源
ティーウェイ航空Wi-Fi
残念ながら、ティーウェイ航空の機内ではWi-Fiサービスは提供されていません。
コンセント、USB電源
ティーウェイ航空の一部機材、特にA330-200型機には、全席にUSBポートやPC電源が設置されています。
エアソウル (Air Seoul)

エアソウルは、2016年に設立されたアシアナ航空の系列会社で、ソウルを拠点に国内外の路線を運航しています。特に日本では成田空港や関西国際空港にも就航しており、旅行好きの皆さんにはおなじみかもしれませんね。
この航空会社の魅力は何と言ってもリーズナブルな運賃と快適なサービスです。広々とした座席や機内エンターテインメントが充実しているので、長時間のフライトでも快適に過ごせます。旅行者にとっては嬉しいポイントがたくさんありますよね。
エアソウルのWi-Fi、コンセント、USB電源
Wi-Fi
残念ながら、エアソウルの機内ではWi-Fiサービスは提供されていません。
コンセント、USB電源
各座席にはUSBポートが設置されており、スマートフォンやタブレットなどのデバイスを充電することができます。ただし、コンセントは設置されていないようです。
エアプサン (Air Busan)

エアプサン(Air Busan)は、韓国の釜山を拠点とする格安航空会社(LCC)で、旅行好きにはたまらない選択肢です。2007年に設立され、アシアナ航空の系列会社として信頼性も抜群。エアプサンは、東京(成田)、大阪(関西)、福岡、札幌(新千歳)など日本の主要都市から釜山への直行便を運航しており、アクセスも便利です。
さらに、釜山経由でソウル(金浦)や済州など他の韓国国内都市へも簡単にアクセスできます。リーズナブルな運賃と高品質なサービスを提供しているため、多くの旅行者に愛されています。
エアプサンのWi-Fi、コンセント、USB電源
Wi-Fi
残念ながら、エアプサンの機内ではWi-Fiサービスは提供されていません。
コンセント、USB電源
エアプサンの機材(主にエアバスA320とA321)には、座席にコンセントやUSB電源は設置されていないことが多いです。
もし、長時間のフライトでデバイスを使用する予定がある場合は、事前に充電しておくか、ポータブルバッテリーを持参することをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
渡航距離が短いLCCが多い中でなかなかWi-FiサービスやUSB電源を提供している航空会社は少ないように思います。
事前にフル充電にしておく、もしくはモバイルバッテリーを持って行くなどして対応しておきましょう!
他にも旅行に役立つ情報やライフハックを紹介しているので、チェックしてみてください!

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